我が家のサンタクロース・・・
クリスマスが近くなると、亡くなった父のことを思い出します。
父はとても厳しい人でした。
アイスクリームが好きで、孫が生まれるととてもかわいがってくれました。
そんな父が、孫が生まれてから一度も欠かさなかった事が、クリスマスのイベントでした。
サンタクロースになって子ども達に夢を与え続けてくれました。
小学生になって、「もしかして・・おじいちゃんじゃん、、」と気づき始めた長男も、黙って下の子達と同じようにサンタクロースがくると喜んでいました。
そんな父が倒れてしまい、もうとてもサンタクロースになんてなれなくなってしまった年のクリスマス・・・
「今年はサンタさんはこないかもね・・」なんて子ども達に話していたけれど、それでもやっぱり子ども達の顔を見ていると、父の楽しみを受け継がなければいけない・・と思い、突如私がその大役を努めようと一大決心です。
父が着ていたサンタクロースの衣装を着て、ひげをつけ、大きな袋を背負い、打ち合わせ通りに庭からドンドンと窓ガラスをたたき、ろうそくの火だけの暗い部屋にいる子ども達にプレゼントを渡しました。子ども達は喜んでプレゼントを受け取り、大役を終えた私は何事もなかったかのように子ども達のいる部屋に戻りました。興奮している子ども達は、次々とその時の様子を話してくれました。
そして、最後にひとこと・・・「今年のサンタ、ちっちゃかった、、、」
もう、来年はムリだ(>_<)
今はもう大きくなった子ども達だけど、今でもサンタクロースの存在を否定しません。父の思いはしっかりと子ども達の心に伝わっています。
我が家のサンタクロースは、一年中空から子ども達を見守ってくれているはずです。。
Kiitosのこどもたちのお家にも、きっとサンタクロースがやってきますよ(*^_^*)
毎日、みんな頑張っているもんね♪
H.saito**