療育プログラムについて
療育プログラムのご紹介
グループ療育を中心に行います。グループの選択はご家族のご要望とお子さんの状態によりご相談の上決定していきます。※お子さんの発達状況の評価のために質問紙にご協力いただいています。
SSTクラス(ソーシャルスキルトレーニング)
友だちと関わる、人とやり取りする、ルールを守る、自分をコントロールする、集団行動をとるなど、社会性を育むためのプログラムです。遊びを通して体験的に学ぶことを大切にしていきます。
感覚統合・運動あそびクラス
環境からの情報を受け取り、整理して行動するために必要な感覚統合と、体を思い通りに動かせる運動の力を育むプログラムです。感覚統合療法とコーディネーショントレーニングの理論をベースに行います。
生活動作スキルアップクラス
見る⇒見て理解する⇒手先や体を使い生活動作をよりよく行うためのプログラムです。視知覚トレーニングや、遊びを通してスキルアップを図りながら、具体的な日常生活動作も練習していきます。
就学プログラム(年長児)
年長児を対象に、秋頃から始めるプログラムです。小学校で必要とされる板書や聞き取り、挨拶や言葉遣い、日直活動、筆記用具や机・イスの扱いなどに合わせ、音読、文字、数など、授業の練習までを行います。
支援プログラム(2025年3月20日作成)
法人(事業所)理念
🌱私たちは、すべての子どもたちの人権と個性を尊重し、一人ひとりの可能性を信じて、その成長と発達を支える支援を行います。
🌱子どもとその家族が主体となって安心して暮らしていけるよう、専門的な視点と温かなまなざしをもって、個々の状況に応じたきめ細やかな支援を提供します。
🌱 保護者の思いや子育てへの考え方に寄り添い、家庭や地域社会と連携しながら、豊かな日常生活を実現するための力を育んでいきます。
🌱常に変化する社会のニーズに応えられるよう、私たちは専門性を高める努力を惜しまず、自覚と責任を持って、子どもたちの未来のために質の高い支援を提供し続けます。
支援方針
🌱近い将来(就学)から未来(就労)にまでつながる土台づくり(生きる力・人と関わる力)を目指す。
🌱楽しみながら「できた!」の成功体験を通しつつ、自信や自己肯定感を育む。
🌱保護者の方の想いや葛藤に寄り添いながら、特性を抱えた子どもの子育ての良き理解者として伴走する。
営業時間
9:00~17:00
送迎実施の有無
なし
支援内容
本人支援
健康・生活
🌟身辺回り(着脱・準備/片づけ・排泄・手洗い・おやつ・持ち物管理など)を発達段階に合わせてスモールステップで取り組む。
🌟視覚支援や構造化を通して、見通しを持って安心して過ごせる環境を提供。
🌟登所時や活動中の心身の健康状態を視診を通して実施。
運動・感覚
粗大運動
感覚統合遊具(大型ブランコ・トランポリン・ラダー・スクーターボードなど)やサーキットなどを通した姿勢やバランス、その他幼児期に必要な全身の動きに取り組む。
微細運動
机上課題を通して、掴む・摘まむ・引っ張る・捻る・嵌める・外す・合わせる・貼る/剥がす・切る・書くなど手先の動きや目と手の協調運動などに取り組む。
感覚
特性に合わせた感覚グッズの使用やパーテーションなどによる視覚刺激の緩和、落ち着いた空間を提供。
認知・行動
発達段階に合わせたオーダーメイドの机上プログラムを通して認知課題に取り組む。 自立課題を通して着席維持や学習スタイルの習得に向けて取り組む。 活動や視覚支援を通して場面の切り替え、気持ちの切り替えなど行動調整に取り組む。
言語コミュニケーション
グループ
4~6名でのグループ活動を通して、大人や友だちと関わりながら指示理解ややり取り、コミュニケーションなどに取り組む。
個別
絵カードなどを通して言語理解や言語表現(要求・SOS発信・説明など)に取り組む。また、発達段階に応じた質問応答を通しながら他者とのコミュニケーションに取り組む。
人間関係・社会性
グループ
「見る」「聞く」「真似る」「合わせる」をベースにしながら、社会で生きていくために必要な力(対人力・社会性・協調性)を育む。
個別
大人と一対一での取り組みを通して、流れに乗る・相手に応じる・折り合いをつける・気持ちの対処法を知るなど、発達段階に合わせながら取り組む。
家族支援
🌟活動終了後、対面にて様子や課題点を口頭や動画でリアルタイムに共有。
🌟発達や特性に関する相談・助言。日々の子育てや困りごとへのアドバイス。
🌟きょうだい児に対する相談・助言。
移行支援
🌟小学校に関する相談や情報提供、関係機関との連携。
🌟就学支援シートの活用。
地域支援・地域連携
🌟相談支援事業所、保育園、幼稚園など関係機関との連携。
🌟 地域の事業所連絡会、自立支援協議会への参加。
🌟実習生の受け入れ。
職員の質の向上
🌟臨床発達心理士,作業療法士,言語聴覚士によるスーパーバイズ(毎月)。
🌟施設内外の研修参加。
🌟グループ活動,個別活動の定期的な話し合い。
🌟虐待防止,感染症対策などの研修実施。
主な行事等
8月(水あそび) 12月(さんぽ・法人内の保育園園庭や近隣の公園での外あそび)
プログラムの流れ(例)
9:00~ | 受け入れ お支度 自由あそび |
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9:50 | あつまり 全体課題 |
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10:15 | 個別課題① | ![]() |
10:35 | 個別課題② | ![]() |
10:55 | おやつ 帰りの準備 |
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11:05 | 保護者の方への報告 (自由あそび) |
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※終了後 | 支援内容の振り返り 午後(明日)の支援の打合せ・準備 |
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