パラバルーン
みなさん、パラバルーンをご存じですか?
最近は、保育園や幼稚園の運動会の団体競技で使われたり、福祉施設でもみんなで参加できるレクリエーションとして使われたりなどとっても人気なアイテムです。
パラバルーンは、大きな円形をしたカラフルな布で、大きさは2mから10mまでと幅広くあり、大きさによって少人数から大人数まで使うことができます。
Kiitosにも3mのパラバルーンがあり↑、お子さん4名と職員3~4名で持ち、音楽に合わせながら上下に動かしてパラバルーンを膨らませたり、しぼませたり、
パラバルーンを持ったまま歩き、「反対!」と声がかかると向きを変えて歩く方向を変えるなどキャーキャーと楽しげな声を上げながら参加しています。
では、なぜパラバルーンを使って活動をしているかというと・・・
まず、1枚の布をみんなで持つため、動かす時にはタイミングをみんなで合わせなければ大きくパラバルーンが膨らみません。
このため、お互いにタイミングを合わせることや、協力しながら取り組むことが必要となり、
保育園や幼稚園、学校などの集団生活を円滑に送るための力へとつながっていきます。
また、パラバルーンを膨らませるためには上半身や下半身を適度な力で動かすことも必要となり、
力のコントロールや体のバランスなどにもつながっていきます。
さらに、パラバルーンが起こす風を肌で感じたり、仲間と取り組む楽しさや一体感を感じたりなど
豊かな感性や感情を育むことにもつながっていきます。
このように、パラバルーンは楽しみながら集団生活に必要な協調性や、力のコントロール、
一体感、仲間意識などを育める活動の一つとなっています。
Hirorin