真面目な「連携」のお話
先日の夜、喫茶店のカウンターのようなスタッフルームで仕事をしていると、
突然「トントン!」と大きな音がしました。
珍しく外を気にせずにパソコンに向かっていたため、突然の音に心臓がバクバクしてしまい、
(このまま下を向き続けるか、思い切って外を見るか、どうするか・・・)と少し迷ってしまいました。
というのも、以前ウクライナ出身というお兄さんが民芸品を売りに来たことがあるので、
もしまたウクライナのお兄さんだったらまた民芸品を見せられて、買わされてしまう!
という心配(?)もあったからです(^^;)
しかし、このまま無視するようなことはできず、恐る恐る外へ目を向けると・・・・・・
保育園のY先生がニコニコしながら立っており、心底ほっとしました。良かったー\(^o^)/
Y先生は研修を終えたあと、「Kiitosの電気がまだついていたから」ということで寄って下さり、
関わりのあるお子さんの保育園での様子や今後の方針などについてお話しして下さいました。
Kiitosとも連携しながらやっていきたいとのことで、使用する絵カードやお子さんへの声かけ、
対応方法を同じようにすることになり、保育園とKiitosとで一貫した対応を取ることになりました。
福祉施設の職員としては、保育園と連携を取りながらお子さんへの支援を行えることがとても嬉しく、
「連携を取りながら支援ができるのはステキ!」と幸せな気持ちになりました。
(使用している絵カードです)
というのも、お子さんへの支援は「連携」なくして成り立ちません。
例えば、お子さんの関わっている保育園や病院、福祉施設などでそれぞれがどんなに良い保育や
療育を行なっていたとしても、対応方法や方針、目標などがそれぞれの場所でバラバラだと
お子さん自身も振り回されてしまい、混乱してしまいます。
私たちも、何かある事柄について色々な人から「こうした方がいいよ」
「いやいや、ああした方がいいよ」「いやいや、それは違うでしょ。こうでしょ」
などとあれこれ言われると「もー、訳わかんない!」となり、
どうしていいか分からなくなってしまいますが、それと同じですね。
ですが、周囲が一致団結して「対応はこのようにして、このように進めて、
ここに向かって行きましょう!」とまとまりある対応をされると、
お子さんたちはどこに行っても一貫した対応を受けることができるので、
安心して前へ進んで行くことができます。
振り回されることなく、安心して前へ進むことができるお子さんは、
受けている支援が確実に積み重なって行くので、ある日、パッと美しい花が咲くんですね。
本当に美しい花がお子さんの中に咲くんですよ!!
あまりにも美しい花を咲かせるので、支援をしてきた身としては感無量です(T0T)
えっ、いつ美しい花が咲くかって?
それはですねぇ、中学生になると咲きます!
えっ、かなり先だって?
そうですよ!だからこそ、咲いた時に感無量になるんです。
「あー、いろんなことあったけど、立派に成長したなー(T0T)」って。
ということで、これからも連携を大切にしながら頑張って行くぞー!(^o^)/
S.Hirorin