新1年生ママへの質問(支援級編)
7月16日のブログ「新1年生ママからの就学体験談(支援級編)」でご紹介した、
小学1年生のお母さまに向けて、現在Kiitosに通っていらっしゃるお母さまからご質問がありました。
皆さまにとっても、参考になる内容かと思いますのでご紹介致します。
~Kiitosのお母さまからのご質問~
「就学先については、本人にはたくさんの夢があり、できるだけ夢に近い
職業に就かせてあげたいです。夢を叶えるという点で、
普通の子と同じ教育内容を受けさせたいと考えてはいますが、
本人の性格やIQのことを考えると難しいので、すごく悩む状態です。
今後の進路、中高の進学だけではなく社会人になるまでのところの進路を考えた場合、
どのように就学先を決めたのか、お聞きしたいです」
~1年生のお母さまからのご回答~
「我が家の場合の考えはこんな感じでした。
確かに普通級に比べると支援学級の内容は、
個々のペースで進んで行く感じなので
個人的にはレベルが下がると思います。
普通級にある理科、社会は支援学級にはないです。
英語、音楽、家庭科、パソコン、図工の授業はあります。
理科、社会の代わりに、生活単元という授業で、作業的な学習をします。
例えば、野菜を育てたり、何かを作ったり、将来、自立、就職の際に役に立つ様な、
手に職をつけるではないですけれど、
ここで専門的な事を学んで、自信に繋げているようです。
やはり普通級で普通の子と同じ様に学ばせたい気持ち分かります。
出来ればお友達とも同じ学校がいいという希望もあると思いますし。
けれど、実際に学ぶのは親ではなく子なので。
我が家の場合、親の希望を押し付けて普通級に行っても
勉強について行けない事は分かっていたので、悩みましたが支援級にしました。
本人も見学に行った際の支援級の様子が気に入り、
支援学級に行きたいという希望もあったので本人の希望を尊重しました。
通わせてみて、勉強に対し手厚く見て頂けるので
分からないまま進んで行くということはないです。
普通級だと先生が1人ですから、自分で質問出来るお子さんはいいと思いますが、
積極的でない子の場合は質問出来ず、分からないままどんどん進んでしまい、
最悪の場合、学校が嫌いになり不登校になりかねないと思います。
うちの子も勉強嫌いで、発達検査のIQも低いので心配しましたが、
支援級なので分からない所はその場で解決しているので
今のところは問題なく通っています。
最後に支援級でも、本人の頑張り次第で途中から普通級へという道もあります。
その逆に、普通級でついていけずに、途中から支援級へ転校という現実もあります。
どちらが正解かはお子さん次第なので、入学してみないと分からないです。
個人的には支援級を選んだから将来レベルが低く暗い道しかない
という訳ではないと思っているので
生き生きと過ごせて好きな事を見つければいいのではと思っています。」
~Kiitosのお母さまからのお返事~
「質問へのご回答をありがとうございました。
お答えしていただいたことにより、今まで持っていた支援級のイメージが少し変わりました。
子どもを安心して通わせることができると分かり、私の気持ちも少し楽になりました。
まだまだま悩みどころですが、まずは見学に行って本人がどう感じるか
本人の気持ちを考えてみたいと思います。
お答えしづらいご質問にとても丁寧にお答え頂きどうもありがとうございました。」
同じ親御さんとして、何かお聞きされたいことなどありましたら、
Kiitosまでいつでもお声かけ下さいm(_ _)m
Hirorin